導入企業紹介

1.御社の業務内容を教えて頂けますか?

弊社は、ラーメン店を営んでおります。私自身、ラーメン店での勤務の経験もあり、一時は違う仕事に就きましたが、やはり自分のラーメン店を持ちたいと強く思い起業しました。現在、池袋本店を含め、都内に5店舗ほど開店しております。

2.会社の規模が大きくなっていく過程で社員教育に苦労された点はございますか?

ラーメン店という職種もありますが、昔は社員と接する際にコミュニケーションがなかなかとれず、離職率がとても高い会社でした。しかし、スタッフが本気で取り組めるような会社を作りたい、本音で話し合い同じ夢や目標に向かって、みんなが同じ気持ちで走っていきたいという思いがあり、管理者養成学校の訓練に参加させて頂きました。

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3.管理者養成学校の訓練を導入されたきっかけは何でしょうか?

すごく良い社員教育を行なっている施設があるという噂をよく聞いていました。またインターネットなどでも何回か見たこともありました。そして、まずは私が2泊3日の「特設社長コース」に参加して、是非自社にも取り入れていきたいと素直に思いました。

4.実際に特設社長コースに参加されたときの感想はいかがでしたか?

思っていた以上に衝撃を受けました。燃えたぎるような「やる気」と言いますか「これだ!」と感じました。私は高校野球をやっていましたので、あの時代の燃えるものを感じますし、礼儀や大きな声を出すなど、そのような教育方針に非常に共感を持ちました。

5.派遣する社員に対してどのような変化を期待しましたか?

自分の本当の部分をさらけ出してほしいと思いました。日頃から格好をつけてたり、思っていることを言わないような心の壁を壊してほしいと思いました。

6.社員を派遣する際に不安はありましたか?

訓練は厳しいので、もちろんありました。私自身は、野球をやっていた経験があるので体育会系の考えに慣れていますし、好きでした。しかし、そのような経験のない社員もたくさんいましたので、最初は驚くのではないかと不安でした。しかし、私自身訓練が素晴らしいことは理解していましたので、必ず成長して卒業してくるだろうと、心配はありませんでした。ただ、行く前に罰ゲーム的な感じで「地獄の訓練に行って来い」「滝に打たれて来い」という感じで最初は捉われてしまいました。

7.訓練への参加を話した時に拒絶反応は受けましたか?

じっくりとどのような訓練だという説明をし、「分かりました」と返事は受けました。
しかし、毎日の報告書を読むと、実は「正直行きたくなかった」という手紙をみんなが書いていました。もちろん中には書かない社員もいましたが、「正直こんなところに行くのだったら会社辞めようかと思いました」と書いている人もいました。そのようなことを本音では思っていたのだと送り出した後に気づきました。

8.報告書の中から心境の変化などは感じましたか?

初めは文章の中にも、形式的なものが多かったです。しかし、徐々に日数が経つにつれて訓練に行きたくなかったなど本音の部分が出てきました。自分の想いや感受性が豊かになり「悔しかった」「嬉しかった」「感動した」など自分の心の本音の部分が素直に出てきたと感じました。

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9.社員が職場に戻られてから効果は、いかがでしたか?

仕事に対する考え方や姿勢、態度は非常に変わったと思います。例えば、今までなら部下に指導できなかった管理者が、率先して注意すべきことは注意するようになりました。時には褒めることもありますし、思ったことを具体的に言えるようになってきました。訓練前は嫌われたらどうしよう、辞められたらどうしようなど不安があったようです。このような状態を私はマイナスと考えていました。訓練を通して部下を叱ることは本人のためであるということを感じ取ったのではないでしょうか。それに店長が率先して声掛けをするようになり、部下に対して厳しくキチンとした指導が出来てきたと思います。

10.挨拶に関しては会社全体として徹底されているみたいですが

徹底しています。最初は人数が少なかったので、私自身が率先して講師の代わりをし、「アイウエオ」「イウエオア」と発声練習を行なっていました。周りは突然何を始めたのかと感じたと思います。その後、訓練修了生が増え、徐々にその挨拶の習慣が当たり前になってきました。

11.挨拶が浸透するまで時間はかかりましたか?

正直会社が急に変ったことで辞めた社員が2名ほどいました。最初はとにかくやろうと決めて実行していましたが、次第に、この訓練がなぜ必要なのかを説明しなければいけないと感じてきました。今ではただ単に声出しの訓練だけでなく、その意義を知ることも訓練の中の一つとして取り入れています。

12.修了性の効果は継続していますか?

報告書などで「訓練に行くぐらいなら会社を辞める」と言っていた店長候補の社員が、一度は経験した方が良いと今では言っています。“人生勉強の為に、たった13日間なのだから行くべき”、“部下にはとにかく一度は経験して欲しい”とみんな言っています。訓練には行かない方がいいと言う社員は今では一人もいません。みんなが管理者養成学校の訓練内容の話題をするので、是非行ってみたいという社員も何人かいます。会社としても店長候補には「管理養成基礎コース」に是非参加させたいです。

13.訓練導入を検討されている派遣責任者の方に一言お願いします。

会社が一つになり、みんなが同じ共通体験をすることで絆や本音の部分がより深くなると思います。より強いチーム作りのために日常からかけ離れた管理者養成学校の訓練を受けさせることは必ず社員自身のプラスになりますし、志が一つになる集団を作る上では貴重な体験になると思います。